「ミニマリスト=モノを捨てるのが好きな人」ではありません。
ミニマリストは、時間やお金の使い方を効率化する達人です。また人間関係や人生を最適化するプロフェッショナルとも言えるでしょう。
ミニマリストになることで人生の目標が明確になり、本当に必要なことやモノに囲まれた生活を送れるようになります。
そこで本記事では、ミニマリストになる方法や魅力についてご紹介していきます。
一人でも多くの人がミニマリストに興味を持ち、自由な人生を手に入れられることを願っています。
ミニマリスト=モノが少ない人?
ミニマリストとは、時間・お金・人間関係など、あらゆるモノを最適化する能力が高い人のことを指します。
本当に必要なモノを汲みとる力に長けているので無駄な時間やお金の使い方はしません。
また大事にしたいと心から想う人としか深い接点を持たないため、人間関係で悩むことが少ないのも特徴です。
「ミニマリスト=モノをたくさん捨てる人」というイメージがますが、このような考え方は間違っており、ミニマリストの根幹を理解していないと言えます。
ミニマリストになるメリット
ミニマリストは、人生の自由を手に入れるための手段として使われることが多いです。
ここでは、ミニマリストになることのメリットを3つご紹介していきます。
- 自分の内側と向き合える
- 時間とお金が増える
- 生活に余裕が生まれる
自分の内面と向き合える
ミニマリストになることで自分の内面と向き合い、本当に手に入れるべき価値に気づけます。
モノを取捨選択していく過程で、要・不要の判断が繰り返され、自分にとって本当に必要なモノを見定める力がつきます。
たとえば、仕事終わりに同僚と飲みに行くとしましょう。もちろん楽しい飲み会はストレス発散になります。
ですが、飲み会という対価としてあらゆる犠牲を払っていることをご存知でしょうか。
- 大切な家族との時間
- 飲み会にかかるお金
- お酒を飲むことの健康被害
- 翌日のパフォーマンス低下
これらの犠牲を考慮し同僚との飲み会に参加する必要があります。
飲み会がダメだと言っているわけではなく、家族との時間やお金、健康を犠牲にしてまで必要だったのかという疑問が生まれます。
このような、思想の中で常に要・不要の判断を繰り返しているのがミニマリストです。
時間とお金が増える
時間とお金が増えるのもミニマリストのメリットです。
無駄なことやモノに時間とお金を使わないので、精神面・経済面に余裕が生まれます。
「あれも欲しい、これも欲しい」ではお金がどんどん減っていきます。モノを購入する際に衝動的に判断する感情のクセがついているからでしょう。
モノを購入するお金もそうですが、同時に時間も奪われています。
ちょっとした買い物でも、これが一生続くとなると大きな浪費になるでしょう。
ミニマリストになると感情的な判断で買い物をすることがなくなるので、自然と時間とお金の使い方がうまくなります。
生活に余裕が生まれる
ミニマリストになると生活に余裕が生まれます。
時間・お金・人間関係など、生活に密接するすべての出来事を最適化できるからです。
自分にとって本当に必要なことやモノだけを厳選しているので、心が満たされ潤っている状態をキープできます。
ストレスとなる原因を排除し、嫌なことやモノを遠ざけた生活ができるのでず心に余裕が生まれます。
選りすぐりの家具や家電、大好きな人間関係に囲まれた生活になるので常にご機嫌です。
ミニマリストになることで、幸福度が増し心にゆとりが生まれるのは間違いないでしょう。
ミニマリストになる方法
ミニマリストになるのは簡単で、ちょっとした心がけの積み重ねで大きな変化をもたらします。
ここでは、ミニマリストになる方法について解説していきます。
1年以上使っていないモノから捨ててみる
1年以上使っていないモノを捨てることから始めてください。
たとえば、クローゼットや収納棚に眠っている着なくなった服から捨てるのが簡単でしょう。
ショッピングモールで、つい衝動買いしてしまった洋服がクローゼットの奥深くに積まれているのではないでしょうか。
あのときは欲しいと思い目を輝かせた洋服も、ほんの数回しか出番がなく役目を終えることは少なくありません。
「また着るかもしれない」と思いながら1年以上使っていない洋服はあるはずです。
ミニマリストになるために、まずは洋服を捨てることから始めてみてください。
1つ買ったら1つ捨てる
家をモノで溢れさせないテクニックとして、1つ買ったら1つ捨てるという方法があります。
この方法を意識しなくてもできるようになれば、部屋がいつでも片付きキレイな状態を保てるでしょう。
たとえば、
- 新しいドライヤーを買ったら、古いドライヤーを捨てる
- 靴を一足買ったら、最近履いていない靴を捨てる
- 黒いTシャツを買ったら、使いこんでヨレてしまったTシャツを1枚捨てる
大切なのは後で捨てようではなく、すぐに捨てることです。
後回しにするとクローゼットの奥深くに忘れさられることになるので、買ったらすぐ捨てることを徹底してください。
仮に、捨てられるモノがない場合は、そもそも買わないという選択も必要です。
ミニマリストになったその先を考える
ミニマリストは目標達成するための「手段」として捉えてください。
時間やお金を増やし、空いた時間や貯まったお金で何をしたいのかが重要です。
時間に余裕があれば資格試験に向けた勉強ができるでしょう。またお金が貯まれば会社員を辞め、独立するための運転資金にもなります。
本当に叶えたい目標に向けて、ミニマリストを利用することが大切です。
ミニマリストになって何がしたいのかを明確にし、本当に必要なことやモノだけに注力してください。
まとめ
本記事では、ミニマリストになる方法や魅力について解説してきました。
ミニマリストとは、時間・お金・人間関係など、あらゆることやモノを効率的に最適化できる人のことを指します。
「ミニマリスト=モノを捨てるのが好きな人」ではないことを覚えておきましょう。
本当に必要なことやモノにリソースをさけるようになるので、無駄な飲み会で時間を浪費したり、衝動買いしてお金を消費したりすることがなくなります。
ちょっとしたことのように感じますが、小さな無駄の積み重ねが大きな浪費となり、人生の幸福度を下げていきます。
本当に大切なことだけに注力することで、精神面・経済面でのゆとりが生まれるでしょう。また人間関係においてもストレスが減り、幸福度がグッと向上します。
ミニマリストに興味を持った方は、まずは小さなモノから捨てる努力をしてみましょう。